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ふくろう星雲

ふくろう星雲(ふくろうせいうん、M 97, NGC 3587)はおおぐま座にある惑星状星雲である。丸い星雲の中にやや暗い部分が二つ並んで存在しており、フクロウの顔のように見えることからその名が付けられている。

シャルル・メシエの共同研究者であったフランスのピエール・メシャンによって1781年に発見された。「ふくろう星雲 (Owl nebula)」と名づけたのはイギリスのロス卿で、彼のスケッチが残されている。

星雲の実際の形は円柱状のトーラスで、地球からはこのトーラスを斜めから見ていると推定されている。物質の少ないトーラスの両端の穴がフクロウの目に相当している。

観測史 [編集]
メシエは「メシャンの報告によると、見るのが難しく、特に測微尺の糸が光るときにみにくい」と記した。ウィリアム・ハーシェルは「径2'40"明るさは平等。へりは鈍くなっている。微かな核が中心部に2個」とした。1848年にロス卿は「中心部にややはなれた2つの星があり、それぞれのまわりはうす暗く渦巻きにとりかこまれている」とした。ロス卿の6フィート望遠鏡で観測したロビンソンは猿の顔のようだと記した。スミスは「よくながめると木星ぐらいの大きさで濃淡がなく丸い」とした。ウェップは「大きく青白。著しい目標。2個の星が離れて見える。1850年以来1個だったが」とした。

望遠鏡による観測 [編集]
ふくろう星雲は惑星状星雲としては大きい部類に入るが、同時に微かな天体でもある。誰にとっても眼視的に十分な模様はとらえられていない。その構造は大口径の望遠鏡による写真による以外ない。 ジョーンズは「見るだけでもかなり難しい。口径15cm以下の望遠鏡ではみのがす。北斗のマスが高くかかり、よい気象条件のときを選ばなければならない」としている。サゴやヒューストンは口径55mmではむりだが、口径8cmの双眼鏡ならば楽だとした。

口径10cmの屈折望遠鏡でこれをみたマラスは「大きな灰色の楕円。ふくろうの眼の部分はアリゾナ砂漠では見えたが、カリフォルニアでは見えなかった。とにかく大変むずかしい」としている。

熟練した観測者達の見方は難しいという点で一致している。口径8cmの望遠鏡で見えたとするなら全ての好条件に恵まれた時である。口径10cmの望遠鏡では灰色のぼんやりとした円形に見える。中心星をみるためには口径30cmの望遠鏡を必要とする。フクロウの目にあたる黒い部分も見え方は条件に依存する。口径20cmで見たという人もいるが、口径30cmでやっとみえたという人もいる。口径40cmでも条件が悪いと見えない。

低倍率ではM108と同一視野に見え、対照的な形が面白い。

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2009年04月11日 18:30に投稿されたエントリーのページです。

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